3日前に足を引きずり出した長女。
「また、大袈裟な…」
と思っていました。
翌日（2日前）、さらに足の痛みが強くなってきたので整形外科を受診。
「単純性股関節炎ですね」
典型的な単純性股関節炎の症状だそうです。
幼児に多いらしく、股関節に水が溜まってしまう様です。
ごめんね、本当に痛かったんだね…
少し疑っちゃったよ…。
が、その翌日の昨日。
状態がみるみる悪化。
自分で立つのも激痛。
トイレに行って座る姿勢を取るのも困難。
股関節を動かす行為が全くできないほどの痛みに襲われていました。
移動は全て超慎重に抱っこ。
お風呂はもちろん入れる状態ではないので清拭。
これは痛み止めが必要…整形外科の担当医に「3日後に受診してください」と言われましたが、絶対ヤバいやつ。無理無理無理。
明後日まで待てないわ！！！！！
診察受付が終わってしまったクリニックに電話してロキソニンを飲ませられるか聞いたのですが却下。
その代わり明日朝イチで受診してとのこと。
痛み止めなしで今晩乗り切れるか…
乗り切れません！！！
ベットで眠りについたかと思ったのですが、２時間後すすり泣く声が聞こえできました。
子供部屋に行くと涙がポロポロ…
段々とすすり泣きだけでは耐えられず、「いたいー！！いたいよぅーー！！！」と、ギャンギャン泣きです。
長女のギャン泣きは年中以来か…よほど痛いのだと思います。
お腹をトントンするのも、さするのも、触れるだけで激痛。
「と、トイレも行きたいんだよう！！いたい！！」
トイレ……！！？
どこを触れるのも痛いのに、この状態でどうやってトイレに連れて行けば！？？？
お姫様抱っこをしようと腰に手を差し込もうとしただけで、大声でキャンキャン痛いと泣き叫び、お手上げです…。
ですよね…。
#7119
救急車を呼ぶ前にまずは相談。
病院を5件紹介してもらいました。
が、全部断られました。
く、くそう…。
悪戦苦闘しているうちに長女は力尽き、また夢の中へ。
次泣いたタイミングで骨折対応してくださった小児救急をやっている病院に行くことにしました。
何度もすすり泣きはしたものの、寝ぼけている状態が続いていたので様子を見続け、ようやく朝。
朝がやってきました…。
近所のクリニックへ行き、診察をしてもらいました。
この日は担当医が不在かつ、診察してくださった先生は頭を捻り小児救急外来の受診を勧めてくださいました。
結局、以前骨折した時にお世話になった病院ね…。
体を動かすとギャン泣きする長女を車椅子に乗せ、車へ。
この時点で、だっこすらきびじい状態になっていました。
救急外来。
トリアージを受け、危険度が高い患者最優先でみる世界。
受診まで2時間かかりました。
節々は激痛でつらい上に暇すぎる待ち時間。
小学校一年生にとっては拷問でしかありません。
ようやく診察。
それはそれはとても親身になってくれる優しくて誠実そうな医師が担当してくださいました。
診察も子どもに目線を合わせ、わかりやすい言葉を選び、優しく聞き取り。
が、長女。
めちゃめちゃ好感が持てる素敵な医者を前にして、曲がったへそが全然治らない。
痛さと待ち時間で不機嫌になり、さらに痛い足を触られる恐怖で警戒しまくり。
そして、診察開始…と思ったら、診察台にのせようと体を触った時に大激痛。大絶叫。
これは診察できないと判断され、痛み止めを飲み、10分後に診察開始。
……鼓膜が心配になるほどのギャン泣きです。
本当に、痛み止め効いてるの！？
本当に辛そうで辛そうで…
母、マスクが涙と鼻水でぐっしょりです。
子供が頑張っているのに、頼りなくてごめん。
診察結果は単純性股関節炎ではないとのこと。
膿が溜まったりウイルス性からくるものでもないと言われました。
原因は1ヶ月半前に感染したりんご病。
大人に時々あるケースで、りんご病で関節痛が出ることもあるそうです。子供は結構レアケースぽいです。
振動を与えただけでも叫んでしまうほどの激痛…と言うのもそんなに多いケースではないみたい。
レアにレアが重なってしまいましたね。
かわいそうに。
しばらくは要介護となりました。
りんご病。
レアケースな症状とはいえ、怖いですね。
